静止画の広告に慣れてくると、「そろそろ動画広告も始めたほうがいいのでは」と考える会社が増えてきます。動画広告の始め方や費用相場を解説する情報は多くありますが、「自社が今、始めるべきタイミングにあるか」という判断軸はあまり語られていません。この記事では、その考え方を紹介します。
この記事のポイント
- ①企画・構成は自社、撮影・編集は外注で費用対効果を高める——全てを内製・外注に偏らせない
- ②静止画広告が疲弊してきたタイミングが目安——成果が頭打ちになったら検討する
- ③運用体制がないまま始めない——効果検証・改善のサイクルを用意してから着手する
なぜ「始めるべきか」の判断が難しいのか
動画広告に関する情報の多くは、費用相場や制作方法、効果を高めるコツを解説しています。これらは既に着手を決めた会社にとって有用な情報ですが、「自社にとって今が始めるべきタイミングかどうか」という手前の判断材料としては使いにくいことがあります。
始めるべきかを判断する3つの視点
①企画・構成は自社、撮影・編集は外注で費用対効果を高める
動画広告には制作費と配信費の両方がかかりますが、企画と構成は自社で考え、撮影・編集の部分だけを外注するという分け方が、費用対効果を高めやすいとされています。すべてを内製、またはすべてを外注に頼るのではなく、役割を分けて考えてください。
②静止画広告が疲弊してきたタイミングが目安
今使っている静止画の広告クリエイティブの成果が頭打ちになってきたタイミングは、動画広告への切り替えを検討する良い機会です。順調に成果が出ている静止画広告を無理に動画に置き換える必要はありません。
③運用体制がないまま始めない
動画は作って公開すれば成果が出るというものではありません。事前の計画と、効果検証・改善のサイクルを回せる運用体制がないまま始めると、作って終わりになりがちです。着手する前に、運用を続けられる体制があるかを確認してください。
動画広告のご相談では、「とりあえず1本作ってみたい」という声をよく伺いますが、1本作って終わりでは効果検証もできません。まずは今の静止画広告の成果がどの段階にあるかを確認し、動画に踏み出す必要性があるかどうかから一緒に整理することをおすすめしています。
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静止画広告の疲弊自体をどう見極めるかについては、広告クリエイティブの「疲弊」、差し替えタイミングの判断軸もあわせてご覧ください。
それでも判断がつかない場合
制作体制の見積もりや費用対効果の見極めには専門的な視点が必要です。自社だけで判断するのが難しい場合は、事業目線で一緒に整理してくれる第三者(事業側のWeb担当)に相談することも、有効な選択肢のひとつです。
まとめ
動画広告を始めるべきかどうかは、「企画・構成と撮影・編集の役割分担」「静止画広告の疲弊タイミング」「運用体制の有無」の3つの視点で判断してください。作り方や費用相場に目を向ける前に、自社にとって始めるべきタイミングかどうかを見極めることが重要です。
よくある質問
Q動画広告には高額な機材が必要ですか?
A必ずしも必要ではありません。スマートフォンでの撮影と無料の編集アプリから始めることも可能です。ただし、企画・構成の質は費用をかけずとも確保する必要があります。
Qどの部分を外注し、どの部分を内製すべきですか?
A企画と構成は自社で考え、撮影・編集を外注するという分け方が費用対効果を高めやすいとされています。全てを内製・外注どちらかに偏らせる必要はありません。
Q静止画広告から動画広告に切り替えるべきタイミングはありますか?
A静止画広告のクリエイティブが疲弊し、成果が頭打ちになってきたタイミングは、動画広告への切り替えを検討する良い機会です。
Q運用体制が整っていなくても始めていいですか?
A事前の計画と運用体制がないまま始めると、作って終わりになりがちです。効果検証や改善のサイクルを回せる体制を用意してから着手することをおすすめします。
Q始めるべきかどうかの判断を自社だけで行うのが難しい場合はどうすればいいですか?
A制作体制の見積もりや費用対効果の見極めには専門的な視点が必要です。事業目線で一緒に整理してくれる第三者に相談する方法もあります。