成果の出ないLPを前に、「部分的に直すべきか、いっそ作り直すべきか」を判断するのは、思った以上に難しいものです。この記事では、部分改善と作り直しの分かれ目を判断するための考え方を紹介します。
この記事のポイント
- 離脱が特定の1箇所に集中しているなら部分改善、全体に分散しているなら作り直しが向いている
- 部分改善を2〜3回試しても変化がない場合は、構成から見直す作り直しを検討する
- 判断の根拠に自信が持てないときは、事業目線で一緒に判断してくれる第三者への相談も選択肢
判断の起点は、離脱がどこで起きているか
部分改善で済むか、作り直しが必要かを判断する第一歩は、アクセス解析でユーザーがどこで離脱しているかを確認することです。離脱が特定の1箇所(申し込みフォームの手前など)に集中している場合は、その部分だけを改善することで成果が変わる可能性があります。一方、ページ全体にわたって離脱が分散している場合は、構成そのものに課題がある可能性が高くなります。
部分改善が向いているケース
離脱ポイントが明確で、ターゲット設定自体には大きな問題がない場合は、部分改善が向いています。見出しの表現、フォームの入力項目数、ボタンの配置など、特定の要素を調整するだけで改善が見込めます。
作り直しが向いているケース
部分改善を繰り返しても成果が変わらない場合や、そもそもターゲット設定や訴求の方向性自体に疑問がある場合は、作り直しを検討する段階です。土台となる構成に課題がある状態で部分的な調整を重ねても、効果は限定的になりがちです。
LP改善を担当していた際、申し込みフォームの手前で離脱が集中しているケースでは、入力項目を減らすだけで数値が改善することを何度も経験しました。逆に離脱がページ全体に分散している場合は、小手先の修正では変化が出づらく、構成から見直したほうが早いというのも実感として持っています。
離脱ポイントを、具体的にどう確認するか
GA4などのアクセス解析ツールでは、ページ内のどこまでスクロールされたか、どこで離脱しているかを確認できます。専門的な分析ができなくても、まずは「フォーム画面まで到達しているのに送信されていないか」「そもそもページの途中で離脱が多いか」の2点を見るだけで、部分改善向きか作り直し向きかの見当はつきます。数字の見方の基本は、GA4の数字、どこを見れば良いか分からない人のための最低限ガイドもあわせてご覧ください。
判断に迷ったときの考え方
部分改善を2〜3回試しても目立った変化がない場合は、それ以上小さな調整を続けるよりも、構成から見直す作り直しを検討したほうが、結果的に早く成果にたどり着けることが多くあります。「小さく直し続けて様子を見る」ことと「根本から見直す」ことは、どちらが正解ということではなく、これまでの改善の手応えによって選ぶべき道が変わります。
LPそのものの成果が出ない根本的な理由については、代理店に作ってもらったLPが成果に繋がらない理由もあわせてご覧ください。
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無料相談はこちらそれでも判断が難しい場合
アクセス解析のデータをどう読み解けばいいか分からない、あるいは判断の根拠に自信が持てない場合は、事業側のWeb担当のように、事業目線で一緒に判断してくれる第三者に相談することも選択肢の一つです。
まとめ
LPを改善すべきか作り直すべきかは、離脱がどこで起きているかを確認することから判断できます。離脱が一部に集中していれば部分改善、全体に分散していたり、部分改善を繰り返しても変化がなければ作り直しを検討してください。
よくある質問
Q部分改善と作り直し、費用はどのくらい違いますか?
A一律の相場を示すことは難しいですが、一般的に部分改善のほうがコストを抑えられます。ただし、構成に根本的な課題がある場合、部分改善を繰り返すよりも、作り直したほうが結果的に無駄が少ないこともあります。
Qアクセス解析のデータがない場合、どう判断すればいいですか?
Aまずはアクセス解析を導入し、離脱状況を把握できる状態を整えることを優先してください。データがないまま判断すると、感覚的な判断になりやすく、遠回りのリスクが高まります。
Q何度も部分改善を繰り返していますが、それでも成果が出ません。
A部分改善を繰り返しても成果が変わらない場合、ターゲット設定や構成そのものに根本的な課題がある可能性が高く、作り直しを検討すべきタイミングかもしれません。
Q作り直す場合、今のLPの何を引き継げばいいですか?
Aアクセス解析で分かっている離脱ポイントや、これまでの改善で分かった読み手の反応など、蓄積された知見は引き継いでください。ゼロから作り直しても、これまでの学びを活かせます。
Q自社だけで改善か作り直しかを判断するのが難しい場合は?
A事業側の視点で一緒に判断してくれる第三者に相談することも選択肢の一つです。データの読み方から、判断そのものまで一緒に整理できます。