SNS運用代行の効果、何を見て判断すればいい?

SNSの分析データを見ながら考える様子

SNS運用を代行会社に依頼しているものの、「フォロワーは増えているようだが、これが事業にとって効果があるのかどうか分からない」と感じたことはないでしょうか。SNSマーケティングのKPI設定を解説する情報は数多くありますが、それらはすでにSNS運用に詳しい担当者向けのものがほとんどです。この記事では、専門知識がなくても効果の有無を判断するための視点を紹介します。

この記事のポイント

  • フォロワー数の増減だけで効果を判断しない
  • 「反応(エンゲージメント)」と「事業への貢献」を分けて見る
  • 契約前に「何をもって効果とするか」を代理店とすり合わせておく

なぜSNS運用代行は効果が判断しにくいのか

広告運用であれば、クリック数やコンバージョン数といった数字が比較的分かりやすく示されます。一方、SNS運用は「フォロワー数」「いいね数」など、見た目には分かりやすいものの、それが直接事業の成果につながっているかが見えにくい指標が中心になりがちです。加えて、SNSは効果が出るまでに時間がかかる媒体でもあるため、短期間で「効果があるかないか」を判断しようとすると、余計に見えにくくなってしまいます。

効果を判断する3つの視点

①フォロワー数の増減だけで判断しない

フォロワー数は増えていても、その多くが自社の見込み客層と一致していなければ、事業への貢献は限定的です。フォロワー数の推移だけでなく、投稿への反応(いいね・コメント・保存など)をしている層が、自社の商品・サービスに関心を持ちそうな層かどうかも合わせて確認してください。

②「反応(エンゲージメント)」と「事業への貢献」を分けて見る

投稿への反応が増えることと、それが問い合わせや売上につながることは、必ずしも一致しません。まずは反応の推移(中間指標)を確認しつつ、並行して「SNS経由の問い合わせ・アクセスがあるか」(事業への貢献)も確認するようにしてください。中間指標だけで一喜一憂せず、事業への貢献につながっているかを定期的に振り返ることが重要です。

高丸の視点

広告の成果測定でも同じですが、「見た目の反応が良い」ことと「事業に貢献している」ことは、切り分けて考える癖をつけないと混同しがちです。事業側の実数値と照らし合わせる作業を後回しにしないことが、遠回りを防ぎます。

③契約前に「何をもって効果とするか」をすり合わせておく

SNS運用代行を依頼する際は、契約前に「自社にとって何が効果といえるか」(認知度の向上か、問い合わせの増加か等)を代理店と共有しておくことが重要です。すり合わせがないまま任せてしまうと、代理店にとって見せやすい指標(フォロワー数など)だけが報告され、本当に知りたい効果が分からないまま契約が続いてしまうことがあります。

SNS運用の効果、事業目線で一緒に確認しませんか?

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広告運用との違いを意識する

SNS運用は、広告運用に比べて即効性が低く、中長期的な関係構築の側面が強い施策です。短期間で成果が見えないからといって、すぐに「効果がない」と判断するのではなく、中間指標の推移を含めて数ヶ月単位で評価する視点を持つことが大切です。複数の代理店・媒体を並行して依頼している場合、それぞれの数字だけを個別に見てしまいがちな点にも注意してください。窓口がバラバラになりやすい構造的な課題については、複数の代理店(広告・SEO・制作)がバラバラに動いていて困っていませんか?もあわせてご覧ください。

代理店から届くレポート全般の読み方については、代理店のレポート、どこを見れば「良い運用」か判断できる?も参考になります。

それでも判断が難しい場合

SNS特有の指標の見方が分からなくても、事業目線で「効果が出ているといえるか」を一緒に整理してくれる第三者(事業側のWeb担当)に相談することも、有効な選択肢の一つです。

まとめ

SNS運用代行の効果を判断するときは、「フォロワー数だけで判断しない」「反応と事業への貢献を分けて見る」「契約前に効果の定義をすり合わせる」の3つを意識してみてください。専門的なKPI理論を知らなくても、この3つがあれば、事業にとって意味のある効果判断ができるようになります。

よくある質問

Qフォロワー数が増えていれば、効果が出ていると考えていいですか?

Aフォロワー数の増加だけでは、事業への貢献度は判断できません。増えたフォロワーが実際の見込み客層と一致しているか、反応や問い合わせにつながっているかも合わせて確認してください。

QSNS運用の効果が見えるまで、どのくらいの期間が必要ですか?

A広告と異なり、SNSは効果が出るまでに時間がかかる傾向があります。最低でも3〜6ヶ月程度は、エンゲージメント率などの中間指標の推移を見ながら判断することをおすすめします。

Q「効果とする」指標は、代理店に任せてもいいですか?

A代理店任せにせず、事業側としてどの指標を重視するか(問い合わせ数か、認知度か等)を伝えたうえで、代理店と一緒にすり合わせることをおすすめします。任せきりにすると、代理店にとって見せやすい指標だけが報告される可能性があります。

QSNS運用代行と広告運用代行、判断の仕方は同じですか?

A考え方の土台は共通していますが、SNSは即効性のある広告と違い、中長期的な関係構築の側面が強い媒体です。短期の数字だけで一喜一憂せず、中間指標の推移も含めて判断する視点が必要です。

Q自社だけで効果を判断する自信がありません。どうすればいいですか?

ASNS特有の指標の見方が分からなくても、事業目線で「効果が出ているといえるか」を一緒に整理してくれる第三者に相談する方法があります。

判断から実行まで、事業側の視点で伴走します。

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