Web担当者の採用面接を任された担当者から、「Webの専門知識がないので、何を聞けばいいか分からない」という悩みをよく聞きます。一般的な面接のポイントを紹介する情報は多くありますが、「面接官にWeb知識がなくても確認できる項目」という視点はあまり語られていません。この記事では、その考え方を紹介します。
この記事のポイント
- ①専門用語より判断プロセスを確認する——Web知識がなくても評価できる
- ②自社の商材理解への姿勢を確認する——スキルだけでは成果につながらない
- ③複数回の面接で一貫性を確認する——1回だけでは見えにくい部分がある
なぜ面接官はWeb担当者の見極めに悩みやすいのか
面接官自身にWeb運用の実務経験がない場合、候補者が語る専門用語や実績の正確さを判断できず、「なんとなく詳しそうだから」という印象だけで採用可否を決めてしまうことがあります。専門知識がなくても確認できる視点を持っておくことが重要です。
面接で確認すべき3つの視点
①専門用語より判断プロセスを確認する
「過去にどんな数字を見て、どう判断したか」を具体的に聞いてください。専門用語を流暢に話せるかどうかより、結果に至るまでの思考の過程を、分かりやすい言葉で説明できるかどうかの方が、実務能力を反映しています。
②自社の商材理解への姿勢を確認する
ツールの操作スキルがあっても、自社の商材や顧客を理解しようとする姿勢がなければ、成果につながる判断はできません。面接前に自社について調べてきているか、面接中に自社の商材について踏み込んだ質問をしてくるかを確認してください。
③複数回の面接で一貫性を確認する
1回の面接だけでは、候補者が本当に一貫した判断軸を持っているかを見極めるのは難しいことがあります。可能であれば複数回に分けて面接を行い、異なる質問の角度から回答の一貫性を確認することをおすすめします。
広告の数字と事業側の実数値を合わせて見てきた経験から言うと、優秀な候補者ほど、専門用語を使わずに自分の仕事を説明できます。難しい言葉を使う候補者より、平易な言葉で判断の理由を語れる候補者の方が、実務で頼りになることが多いです。
採用面接の設計、一緒に整理しませんか?
無料相談はこちら優先して見極めるべきスキルもあわせて確認する
面接以前のスキル面の見極め方については、Web担当者を採用する際、どのスキルを優先して見極めるべきかもあわせてご覧ください。スキル面の判断軸と、面接での確認事項をあわせて準備すると効果的です。
それでも判断がつかない場合
何を質問し、何を見極めるべきかの設計には、実務を理解した第三者の視点が役立ちます。自社だけで判断するのが難しい場合は、事業目線で一緒に整理してくれる第三者(事業側のWeb担当)に相談することも、有効な選択肢のひとつです。
まとめ
Web担当者の採用面接では、「判断プロセスの確認」「商材理解への姿勢」「複数回面接での一貫性確認」の3つの視点で臨んでください。専門知識がなくても、これらの視点があれば実務能力を見極めることができます。
よくある質問
Q面接官にWeb知識がなくても面接できますか?
Aできます。専門用語の理解度を確認するより、事業理解力や判断プロセスを確認する質問であれば、Web専門知識がなくても評価できます。
Q候補者に何を質問すればいいですか?
A「過去にどんな数字を見て、どう判断したか」を具体的に聞くことをおすすめします。結果だけでなく、判断のプロセスを語れるかどうかが重要な確認ポイントです。
Q自社の商材理解を面接で確認する必要はありますか?
A必要です。ツールの操作スキルがあっても、自社の商材や顧客を理解しようとする姿勢がなければ、成果につながる判断はできません。
Q複数回の面接を行うべきですか?
A可能であれば複数回行うことをおすすめします。1回の面接では見えにくい、実務における判断の一貫性を確認しやすくなります。
Q面接の設計を自社だけで行うのが難しい場合はどうすればいいですか?
A何を質問し、何を見極めるべきかの設計には、実務を理解した第三者の視点が役立ちます。事業目線で一緒に整理してくれるパートナーに相談する方法もあります。